こんにちは。こみひです。
我が家は、昭和に建てられた古い家です。
前の住人がある程度手を加えられていたのか、台所やトイレ、洗面所など、畳部屋と同じ高さにはなっていました。
廊下はそのままの状態だったため、他の部屋に比べて約3㎝低いです(画像矢印)。
さらに断熱材などない時代の建物なので、廊下は寒い。
そこで、廊下をリフォームすることにしました。
残したい廊下、変えたい廊下
この古い家で気に入っているところがいくつかあります。
その一つが廊下。
経年変化でのピカピカの床。
ワックス等、何もしたことがありません。
そして、1枚1枚が長い縁甲板(えんこういた)。
縁甲板とは
日本家屋の廊下や壁などに使用される本実加工のされた仕上げ板のことである。縁側(外廊下)の甲板こういた)として使われたのが語源で、JASでは単層フローリングに相当する。長さ1.8mほどの長さであり、両端の雄実(おすざね)と雌実(めすざね)を組み合わせて使う。
段差をなくしたい、断熱材を入れたいという思いがあっても、この廊下がなくなるのは。。。と、長年手をつけられなかった場所。
そんな時、自分を褒めたいほどの閃きが💡
夫も賛成してくれて、廊下をリフォームすることになりました!
【リフォーム】廊下を畳敷きに
まずBefore→Afterを。
廊下を畳敷きにすることで、残したい思いも、段差をなくしたい思いも解決です!
メリットいっぱい!廊下の畳敷きリフォーム
廊下を畳敷きにするリフォームは、メリットしかない気がします!
工事日数がかからない
我が家での作業は、事前計測が約1時間、設置役30分!(畳4畳分)
猫にも人にも負担が最小限です。
元の板貼りに戻せる
畳を敷いているだけなので、畳を取り外せば縁甲板の廊下です。
バリアフリー
畳部屋と高さも同じになって、段差がほとんど無くなりました。
コマ付きの除湿機を移動させて使っていますが、廊下の段差の度に持ち上げていたのが不要になり、移動がとても楽になりました。
断熱
スタイロフォームなどの断熱材を入れた畳も可能ですが、断熱材を入れると強度は弱くなるそう。
畳屋さん的に廊下にはどうかな、薄いものは断熱効果も薄いよ、ということでした。
約3㎝の畳になるので、畳床は畳ボードを2枚重ねです。
畳ボードも断熱性はあるそうです。
畳ボード2枚重ねは、部屋の畳(藁)よりも硬めに感じます。
廊下は歩く場所だから真ん中がへたりやすいということで、へたりにくさも重要になってきますね。
廊下を歩くと寒さを感じていたのが、軽減されています。
断熱効果を実感!
半畳
1畳の畳ではなく半畳にしたのは、ズバリ掃除のしやすさです!
市松模様に見える敷き方も素敵ですが、畳の目が長くそろった方が断然掃除しやすい。
縁あり
縁なしの琉球畳も素敵ですが、
以前、家を建てて20年のお宅を見学した時に琉球畳の縁の傷みが目立っていました。
畳屋さんも縁をつけた方が丈夫と言います。
猫が走り回る我が家の畳部屋をみると、畳の爪痕はひどいのに縁はそこまで目立ちません。
はじめは目立たない色の縁を選択するつもりでしたが、薄い色は歩いていると黒くなりやすいそうです。
我が家の畳部屋の縁は緑色で金色のギラギラが嫌だな〜と思っていましたが、傷みが目立たない効果があると気づきました。
サンプルを色々見た結果、畳部屋と同じ柄にして統一感を出して、色は黒色と金色に。
新旧の畳の色味に一番合うと思ったんだよね
おわりに
廊下を畳敷きにして大満足です。廊下は半畳の畳8枚。
イグサの香りでとても癒されています。
猫と一緒に旅館に来た気分も味わえます〜。
その日のうちに新しい畳に爪痕を残されましたが、楽しく遊んだ証拠なので平気です。
【おまけ猫】みかん&虎太郎
2猫も廊下を歩いてチェック。
応援ありがとうございますっ