こんにちは。こみひです。
オス!オレ虎太郎!
虎太郎は、スプレーします。
最近やっと!落ち着いてきてくれました。なくなってはいないですけどね。
猫のスプレーとは?
不安なときや、新入りの猫が現れたときにするのが、スプレーと呼ばれるいつもより濃いおしっこをかけるマーキングです。
去勢していないオスがやることが多いですが、時には去勢したオスやメスにもみられます。自分のなわばりを主張する意思表示、あるいは情報伝達、発情中のメスを引きつけるためのオスの性行動のひとつとも解釈されていますが、複数の猫ちゃんが同居しているところに新入りの猫がやってきたりすると、もっとも古くからいるボス猫がスプレーすることが多いようです。また、室内で度々スプレーをする場合は、生活環境に不満がある場合などもあるので注意してあげましょう。
虎太郎のスプレー行為の原因
最初に我が家にやってきたのが、虎太郎(オス)です。
子猫の頃からうちにやってきて、去勢もしました。
虎太郎が4歳になった頃(2014年11月)、みかんがやってきました。
みかんが来たときの虎太郎のストレスは、相当なものだったと思います。
翌年には、柊もうちの子に。
ずっと一人っ子で過ごして来たのに、妹猫が増えて3匹になりました。
虎太郎のスプレー行為が始まり、記録しはじめたのが2016年8月。
すでにスプレーがひどい状態が続いてから記録するようになったので、実際にはもう少し前からです。
翌月の9月には、1日に3回スプレーをしている日もあります(泣)
最もひどかったころは、ほとんど毎日のスプレーで、月に20回を超えることもありました(号泣)
虎太郎も、縄張りを守ろうと必死だったんだと思います。
スプレーは、とってもくさいです。めちゃくちゃくさい!
においを全て取り切る作業は、とても大変です。
こみひの精神的ダメージが半端なかったです。
ピークの頃、スプレー後の虎太郎のことが、正直とても憎かった。。。未熟なこみひ。
スプレーをしたら
- 始めた時期などから「きっかけ」を探り原因を除去することが重要ですが、どの猫か判別出来ても、くれぐれも叱らないであげてください。また、スプレーした後を中性洗剤やアルコール、ペット用の消臭剤などでよくふき取り臭いを消すなどの処置が有効な場合もあるようです。他にメス猫の発情に誘発されている場合などもありますので、普段の健康チェックもお忘れなく。
- スプレーを解決するためには、まずは何が原因なのかを探ることが大切です。ストレスや不安が原因の場合は、不安要因を取り除き、飼い主とのスキンシップの時間を増やすことでだいぶ改善されます。去勢手術をすることはかなり効果的ですが、成猫でスプレーが習慣化しているときは、完全には治まらないこともあります。
- ニオイが染みついていると同じ場所で繰り返すので、スプレーした場所はぬるま湯でよく拭き、消臭スプレーや猫が嫌がるお酢を水で薄めてスプレーします。場所が決まっているときは、しわにしたアルミ箔などを敷くと猫は嫌がって近寄らなくなります。また、いつもする場所に、フードやおやつ、オモチャなどを置くのもひとつの方法。楽しい場所になればそこではしなくなります。
虎太郎のスプレー
叱っちゃだめ、なんですよね〜。
キィー!!ってなるのをこらえるのが大変でした。
虎太郎のストレスは、みかんや柊との暮らしです。
小さな家なので、柊は別の部屋で生活していますが、みかんも別の部屋というのは物理的に無理なので、不安要因を取り除くことは困難です。
どんなにスプレーあとをしっかり掃除しても、ストレスをなくすことが出来ないので、またすぐスプレーされていました。
スプレーされないように監視の目が厳しくなり、虎太郎との信頼関係もあやしくなっていくばかり。
ピークの頃は本当にしんどかったです。
虎太郎がスプレーする場所
最も多いのが、縁側カーテン、次が台所のゴミ箱前、柊がいる部屋との境にある襖です。
カーテンに背を向け、尻尾がピンッと上がってきたらスプレーなので要注意!
外と近い場所や、柊の匂いがする場所が多いです。
回数が少ない場所も含めると、ほとんどの壁、扉部分です(泣)
虎太郎のスプレー対策でやっていること
洗濯
よくスプレーされるカーテンの床には、寒い季節はラグを敷いています。
カーテンにスプレーされると、カーテンと床のラグが汚されます。
その度にラグを丸ごと洗濯するのが大変だったので、1畳タイプを連結しておき、汚れた部分のラグだけ洗うようにしています。
カーテンなんて、年に何度洗濯したか。。。月に何度も洗濯していた時期もありました。
洗濯できない場所
洗濯できない壁やゴミ箱にはペットシーツを貼って、防ぎます。
それでも限界があり、ペットシーツよりも上の位置、横の位置にされることもよくありました。
そんな時には、市販のペット用消臭&シミ取りスプレーを使います。
消臭効果も少しはありますが、強めの香りでごまかす感じです。
今使っているペット用の消臭スプレーを使い終わったら、 たまご (id:nanakama)さんが紹介している、次亜塩素酸水を使ってみたいです。
ケージに入れる
監視できない時は、ケージに入ってもらっています。
寝ている時
こみひが起きている時間は、可能な限り監視の目を光らせていますが、寝ている間は無理です。
なので、こみひが寝る間は虎太郎はケージに入ってもらっています。
思っていたより、嫌がらずに入ってくれています。
みかんと分けられて、みかんのグイグイ感がない分、のびのびできてるかもしれません。
起きている時
部屋をウロウロして落ち着かないときは、壁にお尻を向けてスプレーポーズをとることが多いです。
そんな時は一旦ケージに入れて、クールダウンしてもらいます。
不思議なのが、留守番の間はスプレーしないんです。ずっと寝てるみたい。
留守番の時はケージに入れていません。
窓を開けない
外の匂いがすると、窓に向かってスプレーします。
なので、窓を開けて心地いい風が入る時期でも、虎太郎が近寄れない場所の窓を少しだけ。
縁側や勝手口を網戸にすると、柊も含め、外の猫と喧嘩になり、スプレー祭りになるので開けっ放しはできません。
やめたこと
完全になくなってはいませんが、最後にスプレーされたのが7月です。
激減しています。
みかんや柊が、家族と認識してくれたんでしょうか。
スプレー対策でやっていた、ほぼ壁一面にペットシーツ、遂に最後の一列残していた部分も撤去しました!
スッキリしましたー。
おわりに
スプレーのことで毎日泣きたい気分が続いていた頃が、懐かしく思えてくるほどになってきました。
ここまでくるのに3年かかりました。
やめたことが1つしかありませんでしたが、それでもうれしい出来事です!
スチームミストを使えば洗濯しなくてもいいかな、と思って購入しましたが、なかなか出番がありません。
スプレーが減ったといっても、ただスプレーが出ていないだけで、スプレー行為は続いています。油断は禁物です。
ちなみに。
柊は外でスプレーしているようです。庭でしているのを目撃してしまった!
メスでもスプレーするんですよね〜。