こんにちは。こみひです。
知りませんでした。
酸素系漂白剤の粉末と液体って、成分が違うんですね。
漂白剤は4種類
こみひが度々お世話になっているこちらの本
この本で色々知ることが出来たんですよね。おすすめです。
漂白剤についてもとても勉強になりました。
漂白剤は、塩素系と酸素系ぐらいかと思っていましたが、4種類あるんですね。
分類 |
酸化漂白剤 |
還元漂白剤 |
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塩素系漂白剤 |
酸素系漂白剤 |
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成分名 |
過炭酸ナトリウム(炭酸Na+過酸化水素) |
二酸化チオ尿素 |
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形状 |
液体 |
粉末 |
液体 |
粉末 |
液性 |
酸性 |
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洗えるもの |
水洗いできる白物繊維(木綿・ポリエステル・麻・アクリル等) |
水洗いできる白物・色柄繊維(木綿・ポリエステル・麻・アクリル等) |
水洗いできる白物・色柄繊維(木綿・ポリエステル・麻・アクリル・毛・絹等) |
水洗いできる白物繊維(木綿・ポリエステル・麻・アクリル等) |
洗えないもの |
・水洗いできないもの |
・水洗いできないもの |
・水洗いできないもの |
・水洗いできないもの |
・色柄物やアルカリに脆い繊維全般(毛・絹等) |
・アルカリに脆い繊維全般(毛・絹等) |
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・還元およびアルカリに脆い繊維全般(毛・絹等) |
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・金属製のボタンファスナー |
・金属製のボタンファスナー |
・金属製のボタンファスナー |
・金属製のボタンファスナー |
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漂白力 |
非常に強い |
強い |
普通〜弱い |
酸化黄ばみや鉄サビ汚れにのみ使用可能(効果は微妙) |
漂白剤のメカニズム
漂白剤には、酸化漂白剤と還元漂白剤があります。
酸化漂白剤
『次亜塩素酸ナトリウム』や『過酸化水素』、『過炭酸ナトリウム』などの酸化剤を主成分とした漂白剤。
酸化漂白剤は、色素の構造を壊すことで色味を失わせています。
漂白力は強い順に、
『塩素系』次亜塩素酸ナトリウム>『酸素系』過炭酸ナトリウム>『酸素系』過酸化水素。
還元漂白剤
『二酸化チオ尿素』などの成分が配合され、酸化によってできた汚れを還元させることで漂白します。
鉄サビ汚れや衣服の黄変には効果が期待できますが、シルクやウールなどのタンパク質繊維は還元に脆いため安易に使えません。
また、卵の腐ったような臭いもあって、一般家庭で使う機会はほとんどないようです。
普段の洗濯には液体の酸素系漂白剤がオススメ
パワフルな塩素系漂白剤は、色物や柄物に使うと汚れもろとも漂白してしまいます。
手に触れると腐食してしまうくらい強力なので、普段の洗濯にはおすすめしません。
粉末の酸素系漂白剤は、溶け残りやすく揮発しにくいため、皮膚への刺激も心配です。
液体の過炭化水素系の漂白剤は、漂白力がほかに比べると高くないので、色物や柄物にも使いやすく、繊維へのダメージも大きくありません。
さらに過炭化水素そのものはガスなので、衣類に残留しても時間経過で揮発します。
こみひはワイドハイターを愛用中。
漂白剤の毎回使用はNO!
漂白力が穏やかでも、繊維へのダメージは蓄積されます。
生乾きの臭いが気になるときや、しっかり汚れを落としたいときなど、たまに使用するのがベストです。
おわりに
塩素系漂白剤は強くて肌にもダメージがあるのは知っていましたが(それでもなんとなくだけど)、酸素系漂白剤の粉末に水を足したのが、液体の酸素系漂白剤と思っていました。
なのでずっと粉末の漂白剤の方がお得でしょ!ぐらいに思って使っていました。
肌が弱いので、揮発する液体の酸素系漂白剤が助かります。
今は、布巾などは粉末の酸素系漂白剤を使い、洗濯には液体の酸素系漂白剤、と使い分けています。
塩素系漂白剤は洗濯には使わず、食器の漂白や浴室の床掃除に使っています。
【おまけ猫】柊
涼しい部屋でスヤスヤ。
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